今回は、TAFE NSWにてサティフィケートとディプロマのチャイルドケアコースをご卒業されたGinaさんにお話を伺いました!
オーストラリアの職業教育機関として高い評価を誇るTAFE NSW。特にチャイルドケア分野では、実践的なカリキュラムと充実したサポート体制が魅力です。
もともとはマーケティングの仕事に携わっていたGinaさん。そんな彼女がチャイルドケアへの道を選び、サティフィケートとディプロマのコースを修了するまでの道のりや学びのポイントについて詳しく伺いました!
生徒様について
ニックネーム | Ginaさん |
---|---|
年齢 | 35歳 |
ビザ | 学生ビザ |
留学するまでの流れ | 大学卒業→マーケティング会社にて勤務→27歳でワーホリ→TAFE NSWにてチャイルドケアの就学 |
ご留学先の情報について
学校 | TAFE NSW |
---|---|
コース名 | Certificate III in Early Childhood Education Diploma of Early Childhood Education and Care ご卒業 Bachelor of Early Childhood Education and Care(現在就学中) |
なぜオーストラリアでの学業を選んだのですか?
私はもともとワーキングホリデーでオーストラリアに来ました。実際、最初は留学や勉強のことは考えておらず、ただ海外での経験を積んでみたかったのと、学校で学ぶ受動的な英語学習ではなく、本物の外国人と会話しながら学びたかったです。
なぜ幼児教育を学ぶことに決めましたか?
ホームステイでオーストラリア人家族と一緒に暮らしているうちに、自然とオーストラリアの教育方式や育児文化に関心が湧いてきました。自分の知っていたシステムとは大きく異なり非常に興味深く、もっと知りたくなりました。その後、ワーキングホリデーが終わる頃には「勉強してみたい!」と思うようになり、幼児教育を選ぶことに決めました。
元々はマーケティング会社で普通の会社員として働いていました。9時から5時までの事務職でしたが、当時は完全に新しい環境で何かに挑戦してみたいという気持ちが強かったです。そこで、チャイルドケアの勉強を始めることにしました。
学校について |
---|
学校生活はどうですか?
学校には週2~3回授業があり、一日行くと8~9時間ずっと学校にいます。科目ごとにレクチャー(講義)とチュートリアル(補講)が別々にあるので、一日の授業時間が長いです。
学校の施設はどうですか?
TAFEのNirimbaキャンパスはWestern Sydney Universityとキャンパスを共有しているのですが、施設はかなり良いです!幼児教育のため、本当に幼稚園のように整えられた実習室があり、教材を実際に作ったり、絵を描いたりするためのスペースも別にあります。図書館や学生の休憩スペースも充実していて、勉強に適しています。
クラスメイトはどうですか?
クラスメイトは本当に多様です!ローカル生徒も多いですが、様々な国から来た友人もたくさんいます。ローカル生徒は約3分の1くらいの割合だと思います。私の通うNirimbaキャンパスはシティから離れているので、他のキャンパスに比べて留学生の数は少ないかもしれません。
英語のスコアはどうやって取得しましたか?
私はTAFEで提供されている英語コースを受講して入学要件を満たしました。同じ学校で連携しているので、英語を学びながら自然に適応することができたと思います。
授業や課題はどんなものがありますか?
私はTAFE NSWでCert III、Diploma、そして現在Bachelorまでずっと学んでいるので、それぞれの過程で学ぶ内容は違ってて。
Cert IIIでは子供のケアに集中した科目が多いです。応急処置、栄養、発達過程、安全、アボリジニに関連する授業を受けます。Diplomaのときには、子供たちを観察し、観察日記を書いた後、それを分析し、教育計画やカリキュラムを作成する授業、保護者と教育者のコミュニケーション方法を学びます。特に多文化社会の中でのコミュニケーション方法を重点的に学ぶのが特徴です。
Bachelorでは教育のアプローチについて学び、子供たち一人一人の特性とニーズに応じてどのような教育やサポートを提供するかを学び、教育のプロフェッショナル機関やコミュニティとの協力方法についても学びます。
課題には科学実験などの実習課題もあり、現在のBachelorの過程ではビデオプレゼンテーションの制作、ペーパーワークの練習、オーストラリアの国家基準に合った幼稚園の室内や家具のデザインなどを行っています。
授業と課題は難しいですか?
正直、簡単ではないです(笑)!でも、学校のサポートが充実しているので、何とか乗り越えられます。チュートリアルの時間が別にあるので、分からないことがあれば1対1で質問することもできます。レクチャーが終わった後すぐにチュートリアルがあり、チュートリアルでも不足している部分は別途1対1のチュートリアルサポートを予約して受けることができます。また、学業的に辛いことがあったり、生活に関して質問がある場合には、相談サービスを受けることもできるので、TAFEのサポートはかなり手厚いほうだと思います!
先生たちはどうですか?
先生たちは本当に良いです!単に理論だけでなく、実際の現場で10〜20年以上働いている方が多く、実務に基づいた教育を受けている感じがします。フィードバックも非常に細かくて、とても助かります。
実際に現職で働いている方や、チャイルドケアセンターを運営している方もいるので、いつも最新で実践的な教育を提供してくれるので非常に満足です!
実習について教えてください!
Cert III、Diploma、Bachelorのすべてで1日8時間、週5日の規定は同じですが、各過程ごとに実習の時期と時間は異なります。Cert IIIは学期中に3週間、Diplomaは1ヶ月、Bachelorは受講する科目によって異なりますが、私は今学期に6週間(240時間)を実習しました。
私はもともとチャイルドケアワーカーとして働いている場所があったので、職場と学校から許可をもらえたので、そこで実習をしています。もし既に働いている場所がない場合は、TAFEが自宅近くのセンターに手配してくれます。
TAFEに進学して良かった点を教えてください!
良い点はたくさんあります。ですが、学校がとても厳しいです。大変ではありますが、後々就職する際に多くの利点があります。TAFEに通っていたり卒業したと言うと、しっかり学んできたことを認めてもらえやすいので、就職がしやすくなります。
進学前に知っていたら良かったなど、後悔している点はありますか?
私はサティフィケートとディプロマを終えた後、大学でのチャイルドケアコースを始める前に少しだけ専門学校でビジネスを勉強したことがあります。正直に言えば滞在目的で、当時は「その間にお金を稼いでから学校に」と思っていたのですが、そのコースを受けたことを後悔しています。時間とお金の無駄だったと感じました。
オーストラリアで幼児教育を検討している学生へアドバイスを!
まずは、本当にこの勉強をしたいのか慎重に考えて選んでほしいと思います。簡単なものではないからです。私は永住権を目標にしていたわけではなく、本当にオーストラリアの幼児教育に興味があったので始めました。だからこそ今でも興味を持ち、熱心に折れることなく勉強することができました。
また、様々な国籍に対する偏見を捨て、異文化に対してオープンな心を持つようにしてほしいです。私の通うセンターのエデュケーターの年齢層は17歳から50代までと様々で、人種も多様です。このように多様な年齢層や人種と協力して仕事をするためには、お互いを理解し認め合う姿勢が重要だと思います。
Ginaさん、素敵な体験談をありがとうございました!
iaeシドニーはTAFE NSWとの正規の公式留学エージェントです。
TAFE NSWへの出願や奨学金については、お気軽にお問い合わせくださいね。
一人ひとりにあった学校紹介、進学カウンセリング、学校へのお申し込み手続きまですべて無料でサポートします!
また、iaeシドニーはオーストラリアの政府公認(MARN登録番号:0324090)マイグレーションエージェントが常駐しているため、ビザのことも安心してお任せいただけます。
進学のことやビザのことなど、お気軽にご連絡くださいね。